総合商社の過去、現在、そして未来

総合商社の過去、現在、そして未来

公開日 2023.02.21

筆者が大学在学中で、就職のことを少しずつ考えることになった1980年代後半だっただろうか。「商社、冬の時代」という言葉が少し流行った。それから40数年、時代により浮き沈みはあるものの、大手総合商社は今でも就職人気の上位を維持し、給与水準の高さは羨望の的かもしれない。筆者も実はある総合商社に内定をいただきながら、たまたま通信社の試験に受かり、安月給の通信社を選んでしまった。

その後、経済記者を続ける中で大手総合商社のさまざまな分野の取材も経験することになり、「総合商社」というほぼ日本固有の業態に関心を持ち続けてきた。TJRIニュースレターでは1月17日号以来、大手総合商社の在タイ法人トップのインタビュー記事を掲載している。その東南アジアビジネス最前線の話を聞くことで、改めて総合商社の奥深さを再認識できる。

バフェット氏はなぜ商社株を買うのか

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TJRI Editor-in-Chief

増田 篤

一橋大学卒業後、時事通信社に入社し、証券部配属。徳島支局を経て、英国金融雑誌に転職。時事通信社復職後、商況部、外国経済部などを経て、2005年から4年間シカゴ特派員。その後、デジタル農業誌Agrioを創刊、4年間編集長を務める。2018年3月から21年末まで泰国時事通信社社長兼編集長としてバンコク駐在。TJRIプロジェクトに賛同し、時事通信社退職後、再び渡タイし2022年5月にmediatorに加入。

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