タイ農業の未来図とは

タイ農業の未来図とは

公開日 2022.11.01

今号のFeatureで紹介したリブ・コンサルティングのリポートと担当者インタビューは、日米で農業取材を経験した筆者にとって非常に興味深い。そもそも農業をビジネスとして考えた場合、従来手法ではまったく儲からず、政府の補助金がないと成り立たない場合が大半だ。それでもタイや日本に限らず、常に国民の心の中で極めて大事な仕事だという思いがあり、政府の補助金支給にある程度納得している。一方、最近はタイを含め各国で農業と周辺分野への新規参入、スタートアップ企業が増加している。ビジネスとしては相変わらず厳しいが、皆、農業関連ビジネスに魅力を感じている。そして個人的には農業はビジネスの視点だけでなく、各国の政治・社会の基底を浮かび上がらせることに興味を持っている。

タイ農業の現状と構造問題

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TJRI Editor-in-Chief

増田 篤

一橋大学卒業後、時事通信社に入社し、証券部配属。徳島支局を経て、英国金融雑誌に転職。時事通信社復職後、商況部、外国経済部などを経て、2005年から4年間シカゴ特派員。その後、デジタル農業誌Agrioを創刊、4年間編集長を務める。2018年3月から21年末まで泰国時事通信社社長兼編集長としてバンコク駐在。TJRIプロジェクトに賛同し、時事通信社退職後、再び渡タイし2022年5月にmediatorに加入。

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