タイのコメ輸出は当面堅調 ~今後の生産高はエルニーニョ次第か~

タイのコメ輸出は当面堅調 ~今後の生産高はエルニーニョ次第か~

公開日 2023.07.18

前回のこのコラムで、豊かなタイ農業のさまざまな形の1つとして、特に中国からの需要急拡大で一躍、タイの主要輸出産品の1つに躍り出たドリアン取り上げた。しかし、タイを代表する輸出産品は長年コメであり、今でも、世界のコメ輸出国のトップ3には必ず入るタイを代表する農産物であることには変わりはない。今回は、アユタヤ銀行の調査会社クルンシィ・リサーチが今年6月に公表したタイのコメ産業の見通し(2023~2025)リポートを紹介することで、タイのコメ産業の現状を概観する。

世界のコメ産業におけるタイのポジション

この記事は有料会員限定です。
続きを読むには有料会員契約へのお申し込みが必要です。

すでに有料会員の方
ログイン

無料会員の方
(※お問い合わせから有料会員に変更希望の旨、ご連絡ください。)
お問い合わせ

会員ではない方
有料会員お申込み

  • Facebook share
  • Twitter share
  • Line share

TJRI Editor-in-Chief

増田 篤

一橋大学卒業後、時事通信社に入社し、証券部配属。徳島支局を経て、英国金融雑誌に転職。時事通信社復職後、商況部、外国経済部などを経て、2005年から4年間シカゴ特派員。その後、デジタル農業誌Agrioを創刊、4年間編集長を務める。2018年3月から21年末まで泰国時事通信社社長兼編集長としてバンコク駐在。TJRIプロジェクトに賛同し、時事通信社退職後、再び渡タイし2022年5月にmediatorに加入。

Recommend オススメ記事

Recent 新着記事

Ranking ランキング

TOP