カテゴリー 編集長増田が斬る
公開日 2022.07.05
約4年前に初めてタイに赴任して早々に知ったのが「タイランド4.0」と呼ばれる国家経済戦略があることだった。これ以後、記事の中で「タイランド4.0」という言葉を頻繁に書くようになった。もっとも過去2年ほどの間に「バイオ・循環型・グリーン(BCG)経済モデル」という言葉に徐々に置き換わっていったが。
改めてタイランド4.0の対象産業とは何か。既存の有望分野(Sカーブ産業)である「次世代自動車」、「スマート電子機器」、「高付加価値の観光・医療ツーリズム」、「農業・バイオテクノロジー」、「未来のための食品」の5業種。そして、次世代の有望分野(新Sカーブ産業)は、「自動化・ロボット」、「航空・ロジスティクス」、「バイオ燃料・バイオ化学」、「デジタル経済」、「メディカルハブ」の5業種の合計10業種が当初の対象産業で、これに後から「防衛」「教育・人材開発」が加えられたという。
TJRI Editor-in-Chief
増田 篤
一橋大学卒業後、時事通信社に入社し、証券部配属。徳島支局を経て、英国金融雑誌に転職。時事通信社復職後、商況部、外国経済部などを経て、2005年から4年間シカゴ特派員。その後、デジタル農業誌Agrioを創刊、4年間編集長を務める。2018年3月から21年末まで泰国時事通信社社長兼編集長としてバンコク駐在。TJRIプロジェクトに賛同し、時事通信社退職後、再び渡タイし2022年5月にmediatorに加入。
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