PTT Public Company Limited
REQUIREMENT DESCRIPTION
2021年にスコットランドで開催されたCOP26でタイが提言した目標(2050年までにカーボンニュートラル、2065年までにネットゼロエミッション)に達成に向けて、PTT社としてもCO2の排出量を減らすことが喫緊の課題となっており、優れた技術を持った企業や研究機関とパートナーを組み削減効率を高めていきたい。
・二酸化炭素の回収と新しい化学製品への利用
・産業用途の二酸化炭素削減技術(例:燃料使用量の削減、燃料改善)
・PTT社の既存エネルギー事業の活用
・PTT社による出資(天然ガスパイプライン輸送システム事業、国際貿易事業、技術・エンジニアリング事業など)
|関連子会社の事例
1.PTT EP:探鉱・開発事業
2.PTTOR:石油・小売り事業
3.TOP:石油化学・石油精製事業
4.GC:総合的な石油化学・精製事業
5.IRPC:東南アジアにおける石油・石油化学一貫事業
6.GPSC:電気・ガス・水道事業
条件 | 内容 |
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募集期間 | 2022.07.27〜2023.06.30 |
予算・投資額 | 提案次第で検討可能。但し適切な予算であること。 |
タイムライン | ・すでに技術開発が進んでいる場合は、1年以内の技術利用を検討しているため、TRL7-9であること ・PTTと共同開発をする場合は、共同で試験開発やマーケティングが出来るかによってスケジュールが異なる |
求める技術やスペック | 炭素隔離とバイオCCSといったCCS/CCUS技術を持っていること |
必須条件 | ・技術開発済みの技術については実績やユースケースがあること ・PTTと共同開発する技術は、PTTと共にMVPやPoCを進められること ・PTTとCo Marketing、Co-R&Dを行う意思があること ・英語でコミュニケーション(商談)が可能なこと |
対象外の条件 | アイディアコンセプトのみの提案 |
ABOUT COMPANY
PTTは天然ガス事業や石油事業などを行う総合エネルギー企業としてあまりにも有名ですが、近年は事業の多様化とイノベーションに力を入れている。2021年5月末に、電子機器の生産を請け負う電子機器受託生産 (EMS) では世界最大の企業グループ「Foxconn(鴻海科技集団)」と電気自動車のプラットフォームと重要部品の共同開発を目的としたMoU締結するなど、活発な動きを見せている。今後も継続して太陽光発電、電気自動車、水素自動車など、「再生可能なエネルギー(Renewable Energy)」をテーマに積極的に取り組んでいく方針である。
エネルギー生産事業
オイルガスを主としたE&P(Exploration & Production)やLNG(液化天然ガス)、Coal(石炭)などを使ったエネルギー生産事業
国際貿易事業
Natural Gas(天然ガス)、原油調達をはじめとするTrading(貿易)、Technology & Engineering(技術と工学)の開発
技術・エンジニアリング事業
Oil & Re-tail(小売向け事業)、Refineries(製油所)、Petrochemicals(石油化学製品)、Power(エネルギー開発)事業。資源の調達や小売向けの展開は子会社が行う
COMPANY OUTLINE
企業名 | PTT Public Company Limited |
設立年 | 2001 |
資本金 | 28,562百万 THB |
売上 | 2,258,818百万 THB |
Website | https://www.pttplc.com/en/Home.aspx |
業種 | Energy & Utilities |
SCHEDULE
2021.06.21
申し込み開始
※お申し込み日によって選考時期が異なります。
※お申し込みから5営業日以内に事務局からご連絡させて頂きます。
約1か月
書類選考 ※書類選考通過後、事務局担当者との面談を実施させて頂きます。
約2か月
書類・面談通過後、商談実施
約3~4か月
社会実装に向けた実証実験など