「BCG」は新政権でも生き残れるか ~PPPGCに見るバイオビジネスの現場~

「BCG」は新政権でも生き残れるか ~PPPGCに見るバイオビジネスの現場~

公開日 2023.06.13

少し前の話になるが、今年3月下旬、タイ南部プラチュアブキリカン県にあるPPPグリーン・コンプレックス(PPPGC)という会社のパーム(アブラヤシ)を原料として食用油やバイオディーゼルなどを生産する先進的工場を見学する機会があった。これまでトウモロコシ、サトウキビ、天然ゴム、そしてキャッサバという東南アジアの主要商業作物の生産現場を見る機会はあった。しかし、日本人にとっては極めて「異形」ともいえるパームの実がびっしり詰まった巨大な塊が、パーム油工場の広大な原料置き場にうず高く積まれた光景は衝撃的だった。パームビジネスにかかわってきた日本の商社などの企業の話を聞く機会はあったが、ほとんどの日本人が知らないだろうパームの加工現場を実際に見るのは初めてだった。東南アジア特有のこの生物資源は世界的にも利用価値が極めて高く、タイ政府が推進するバイオ・循環型・グリーン(BCG)経済モデルにふさわしい素材なのだろうと実感できた。
PPPGCの原料アブラヤシ置き場
PPPGCの原料アブラヤシ置き場

PPPGCのBCGビジネスモデルとは

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TJRI Editor-in-Chief

増田 篤

一橋大学卒業後、時事通信社に入社し、証券部配属。徳島支局を経て、英国金融雑誌に転職。時事通信社復職後、商況部、外国経済部などを経て、2005年から4年間シカゴ特派員。その後、デジタル農業誌Agrioを創刊、4年間編集長を務める。2018年3月から21年末まで泰国時事通信社社長兼編集長としてバンコク駐在。TJRIプロジェクトに賛同し、時事通信社退職後、再び渡タイし2022年5月にmediatorに加入。

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