セメント製造企業からASEAN最大級のコングロマリットへ成長したSCG

SCGは、1913年に国王ラーマ6世の命で設立されました。設立以来、国のインフラ事業の主要な建材となるセメント製造で発展し、現在は、3つの主要事業（セメント建設資材事業に加え、石油化学事業、製紙事業）を中心にビジネスを多角化し、ASEAN最大のコングロマリットの一つにも数えられています。近年では、優れたコーポレートガバナンスと持続可能な社会の実現に向けた活動が国際的に評価され、Dow Joes Sustainability Indices（DJSI）の建設資材産業部門では世界ランキングNo.1の獲得実績もあります。また、日本企業との関わりも深く、クボタを皮切りに数多くの日本企業との合弁会社設立で成功をおさめています。

主な事業内容

1. セメント建設資材事業（CEMENT-BUILDING MATERIALS）
   大規模なインフラ事業から建設現場や製造現場、オフィスで使用されるセメントやその他の建材の製造・販売
2. 石油化学事業（CHEMICALS）
   オレフィンなどの川上製品からポリエチレン、ポリプロピレン、ポリ塩化ビニルなどの川下製品の製造・開発
3. 製紙・パッケージング事業（PACKAGING）
   段ボールや包装紙、紙袋、食品、ディスプレイ資材などあらゆる包装資材の開発・製造

会社概要

企業名

The Siam Cement Public Company Limited (SCG)

設立

1913

資本金

1,600百万 THB

売上

530,112百万 THB (530,112 M THB) / 2021年

Website

https://www.scg.com/

業種

Construction Materials