タイの緑茶市場シェアNo.1の飲料メーカー「イチタングループ」

イチタングループは、タイで緑茶ブームの火付け役となった飲料メーカー。独自の経営戦略とユニークなマーケティング手法で急成長し、設立からわずか4年でSETへ上場。同社のタン社長は、自らが広告塔となる名物社長としても知られている。緑茶飲料「ICHITAN green tea」、ハーブ飲料「Yen Yen」、ナタデココ入りフレーバー緑茶「ICHITAN Chew Chew」など数々のヒット商品を生み出し、タイ国内のみならずCLMV（カンボジア・ラオス・ミャンマー・ベトナム）でも絶大なブランド力でマーケットシェアを拡大中。今後は飲料や食品の新製品開発のほか、デジタル技術を活用した新事業にも取り組む予定。

1. 緑茶飲料の製造・販売
   イチタンの看板商品であるボトル入り緑茶飲料「ICHITAN green tea」の製造・販売。
2. ハーブ飲料の製造・販売
   漢方薬として知られるハーブをふんだんに使用した清涼飲料水「Yen Yen」の製造・販売。
3. その他飲料の製造・販売
   ナタデココが入ったフレーバー緑茶「ICHITAN Chew Chew」やその他機能性飲料の製造・販売。

【パートナー募集の背景】

イチタングループでは、ポストコロナで「健康」「テック」「高齢化社会」というキーワードを重要視し、同社が掲げる3N戦略（New product / New Market / New Business）の中で、New product（新製品）New Business（新規事業）に力を入れ、開発分野で技術を持っている企業と事業を加速させていきたいと考えている。

New product（新製品）では、これまで北海道や静岡市のタイでのプロモーションを手がけてきたノウハウを活かし、今後も日本の認知度を高めていく活動をしていきたいという方針が引き続きある。そのため、日本各地の自治体と協業することで、まだタイではあまり知られていない各地の特産を活かした製品開発も行なっていきたいとしている。

また、すでに商品を持っている飲料メーカーでタイとCLMV（カンボジア・ラオス・ミャンマー・ベトナム）に進出を目指す日本企業にイチタンが持つ販路やマーケティングのノウハウを提供し、市場を活性化させていきたいという考えもあり、タイ以外にインドネシアにも製造拠点があるので、OEMやODMにも対応が可能である。

New Business（新規事業）では、より高品質な製品作りを目指しており、食品添加物や高機能成分、賞味期限を長くできるパッケージング技術を取り入れていきたいと考えている。また、持続可能な事業開発のためにプラスチックや茶殻のリサイクルやアップサイクル技術にも力を入れていきたいとしている。