現地雇用を創出、周辺国にベネフィットを ~福田康・タイ住友商事社長インタビュー~

現地雇用を創出、周辺国にベネフィットを ~福田康・タイ住友商事社長インタビュー~

公開日 2023.02.14

今年、日本ASEAN友好協力50周年を迎える中で、日本の大手商社のタイ法人トップが新たなビジネス展開に向け、日本とタイ、そして東南アジア諸国連合(ASEAN)との経済関係についてどう考えているのかを探る連続インタビューの第3回は、福田康・タイ住友商事社長だ。
(インタビューは1月中旬、聞き手:mediator ガンタトーンCEOとTJRI編集部)

ASEAN製造業のサプライチェーン構築

Q. 過去50年間で日本企業にとって最もインパクトのあったタイやASEANの変化とは

福田氏:私が住友商事に入社した1982年からの40年間を見ても、やはり一番大きな出来事は、日本企業がタイを中心に東南アジア諸国連合 (ASEAN)内に相当集積してきたことだ。特に製造業各社は経済危機・通貨危機や洪水などさまざまな苦難を乗り越えて成功し、大きな基盤、サプライチェーンを築き上げてきた。

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