東南アジアは中・米・日をどう見ているか

東南アジアは中・米・日をどう見ているか

公開日 2023.04.11

今年は日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)友好協力50周年ということで、日本の産業界の間でも改めてASEANに注目する動きもある。しかし、ASEANといっても、共通通貨を持つ欧州連合(EU)のような一体感はなく、特にミャンマー問題、ロシア・ウクライナ戦争などでは足並みの乱れも目立つ。ただそれでも日系企業の間では、グローバル展開で日本として強みを発揮できるのはやはり、東南アジア、ASEANだとの見方は揺らいでいない。そうした中で、ISEAS-YUSOF ISHAK INSTITUTEによる毎年恒例のASEAN市民に対する世論調査の最新版「The State of Southeast Asia 2023 Survey Report」が発表された。その中ではASEANの人々が中国、米国、そして日本をどのようにみているかが分かり、興味深い。  

失業・景気後退がトップ課題

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TJRI Editor-in-Chief

増田 篤

一橋大学卒業後、時事通信社に入社し、証券部配属。徳島支局を経て、英国金融雑誌に転職。時事通信社復職後、商況部、外国経済部などを経て、2005年から4年間シカゴ特派員。その後、デジタル農業誌Agrioを創刊、4年間編集長を務める。2018年3月から21年末まで泰国時事通信社社長兼編集長としてバンコク駐在。TJRIプロジェクトに賛同し、時事通信社退職後、再び渡タイし2022年5月にmediatorに加入。

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