ウクライナ危機による穀物価格高騰と食糧危機、その実相は?!

ウクライナ危機による穀物価格高騰と食糧危機、その実相は?!

公開日 2022.06.28

ウクライナ戦争と小麦価格

小麦価格が高騰している。その原因はロシアによるウクライナ侵攻だとしてよい。価格はウクライナ情勢が緊迫するとともに高騰し始めて、戦争が始まった2月24日に1ブッシェル(27.2kg)当たり9ドルを上回り、3月7日には14.3ドルを記録した。その後10ドル前後とやや落ちつきを取り戻しているが、この数年は5ドル程度で推移していたことから、戦争をきっかけ価格が上昇したことは明らかだ。

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ベトナム・ビングループ主席経済顧問
Martial Research & Management Co. Ltd.,
チーフ・エコノミック・アドバイザー

川島 博之 氏

1953年生まれ。77年東京水産大学卒業、83年東京大学大学院工学系研究科博士課程単位取得のうえ退学(工学博士)。東京大学生産技術研究所助手、農林水産省農業環境技術研究所主任研究官、ロンドン大学客員研究員、東京大学大学院農学生命科学研究科准教授などを経て、現職。
主な著書に『農民国家・中国の限界』『「食糧危機」をあおってはいけない』『「食糧自給率」の罠』『極東アジアの地政学』など。

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