タイの電気自動車産業の現状と課題 ~ クリサダEVAT会長インタビュー

タイの電気自動車産業の現状と課題 ~ クリサダEVAT会長インタビュー

公開日 2022.08.09

地球温暖化問題への認識の高まりなどを背景に世界的に二輪車、四輪車の電動化の動きが加速する中で、タイでも電気自動車(EV)の利用促進を目的に2015年11月に設立されたタイ電気自動車協会(EVAT)の活動が注目され始めている。2022年5月時点での会員数は世界の主要自動車・同部品メーカー、関連業界企業などの法人会員が233社、個人会員は109人だ。
『タイ電気自動車協会(EVAT)の会員(2022年5月時点)』出所:EVAT
EVATは6月中旬にバンコクで2022年度の年次総会を開催し、活動報告を行うとともに、タイ国内で販売されているEVの車種、販売台数、充電装置数などの最新データを公表した。今号のFeatureでは7月末に実施したEVATのクリサダ会長(独自動車大手BMWタイランドの広報担当ディレクター)のインタビューを掲載する。

EVへの需要は高いが供給面で課題

Q. タイのEV販売台数などの最新データは

2022年6月末時点の統計では、バッテリー電気自動車(BEV)の累計登録台数は約1万8644台で、そのうち四輪車は約7173台(38%)、二輪車は1万0791台(58%)だ。

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TJRI編集部

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