バイオ燃料の復権はあるか

バイオ燃料の復権はあるか

公開日 2022.11.15

今年6月のTJRI Newsletterの発刊以来、読者の関心を最も集めたテーマの一つが電気自動車(EV)だ。そして日本の自動車メーカーの強みである内燃機関(ICE)車の生き残りと、タイでは一定の市民権を得ているエタノール、バイオディーゼルというバイオ燃料の将来が改めて問われている。特に温室効果ガス削減には有効な再生可能エネルギーの普及が進む欧州連合(EU)がICE禁止に突っ走る中で、電力の大半を化石燃料に頼っている東南アジアは戸惑いながら、少しずつ現実路線を模索しつつある印象もある。そしてタイのようにエネルギー作物が豊富で安価な東南アジアではバイオ燃料のメリット、デメリットを精査する必要がありそうだ。

キャッサバ原料のエタノール利用拡大を

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TJRI Editor-in-Chief

増田 篤

一橋大学卒業後、時事通信社に入社し、証券部配属。徳島支局を経て、英国金融雑誌に転職。時事通信社復職後、商況部、外国経済部などを経て、2005年から4年間シカゴ特派員。その後、デジタル農業誌Agrioを創刊、4年間編集長を務める。2018年3月から21年末まで泰国時事通信社社長兼編集長としてバンコク駐在。TJRIプロジェクトに賛同し、時事通信社退職後、再び渡タイし2022年5月にmediatorに加入。

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